大和型戦艦の特徴を解説しています。

今回は、一番主砲部。


戦艦大和一番主砲部
世界最大最強を誇った四六センチ砲です。


日本海軍はなぜ、四六センチ砲を大和型戦艦に採用したのか?

この最大の理由は、四〇センチ砲以上の巨砲を搭載すれば、
アメリカ海軍を圧倒できると考えたからです。


では、なぜ四六センチ砲だったのか?

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アメリカ海軍が太平洋に進出するためには、
パナマ運河を通過しなければなりませんでした。

このパナマ運河を通過させるための艦幅の限界が、
四〇センチ砲を搭載した戦艦だったからです。


当時、海軍軍縮条約によって保有できる戦艦の総トン数が対米英の六割に制限されていました。
また、国力や工業力でも米英には到底かないません。

この差をいかにして埋めるか、と考えたすえに、
個々の艦の性能を向上させるという、個艦優勢主義がとられるようになったのです。


海軍軍縮条約の手前もあり、
四五口径四六センチ砲は、完全な極秘扱い。
いわば国家機密でした。

そこで、当初は九四式四〇センチ砲と発表。

アメリカ側では、大戦後期までこの情報を信じていたようです。



さて、この四六センチ砲を製造するためには、新型機械の設備投資が必要でした。


そのため、国から追加予算をもらっていましたが、
これが相当な額にのぼったと言われています。


(参考)連斬模型に入っていた解説書