今回は戦艦大和の動力をになっていた機関部の説明です。


戦艦大和の最高速度は27ノット。
すでに30ノットを越える戦艦が出ていた時期に、
そのスピードはすくなすぎました。

なぜ、大和型戦艦は30ノットを実現できなかったのでしょうか?

最初の設計段階では戦艦大和には最新鋭のディーゼル機関が搭載される予定でした。


しかし、最終的には従来から使われていた蒸気タービンのエンジンと、
ディーゼルエンジンを併用することに決定。

それぞれのエンジンの特徴を発揮させようじゃないかという考えです。


それぐらいしなければ、
重量7万トンの大和が30ノット以上を出すことは難しいですからね。

そのため、ディーゼルエンジンの研究が進められていたものの、
実用できる段階まですすめずに断念。


連斬模型05

結局、大和のエンジンは従来どうりの蒸気タービンとなります。

機械と燃料を増加するため排水量は当初の計画よりも
3000トンほど増えることになりました。

そのため15万馬力の蒸気タービンでは、
27ノットをだすのがせいいっぱいで、30ノットという速度は実現しませんでした。


(参考)連斬模型に入っていた解説書